戸部良一・寺本義也・鎌田伸一・杉之尾孝生・村井友秀・野中郁次郎の6人による共同研究グループ。戦史研究と組織論・経営学を掛け合わせ、日本軍の6つの敗北作戦を「組織の失敗」として分析した。軍事史を経営・組織の教訓として読み替えた先駆けであり、刊行から40年を超えて読み継がれている。
著者紹介は「何を史料に、どう書くか」の事実記述に限っています。視点の違いは「対で読む」の本の並びでご覧ください。
収録している3冊
失敗の本質
失敗の本質 日本軍の組織論的研究
ノモンハン・ミッドウェー・ガダルカナル・インパール・レイテ・沖縄。6つの敗北を「日本軍という組織の失敗」として分析した組織論の古典。このサイトでは6局面すべてに架かるハブとして、各局面の個別の本と対で読める。
戦場のリーダーシップ篇
失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
『失敗の本質』の分析を、現場指揮官のリーダーシップという軸で掘り直した姉妹編。組織の失敗の中で、それでも機能したリーダーは何が違ったのかを問う。
戦略の本質
戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ
同じ著者陣による続編。ただし事例は毛沢東・英本土航空戦・スターリングラードなど外国戦史のみで、昭和の戦争は直接扱わない。『失敗の本質』の裏面(成功した逆転の条件)を知るための関連書。