昭和の戦争を読む俯瞰マトリクス / 開戦決定

開戦決定 1941

日米交渉の失敗と対米開戦の意思決定。

証言収集で読む

あの戦争は何だったのか
保阪正康

あの戦争は何だったのか 大人のための歴史教科書

保阪正康|新潮新書

軍隊の仕組み、開戦の決め方、敗戦の迎え方——「そもそも」から説き起こす一冊。長年の証言収集を背景に、あの戦争の全体像を大人向けに一気に掴ませる入門書として書かれた。

東條英機と天皇の時代
保阪正康

東條英機と天皇の時代

保阪正康|ちくま文庫

開戦時の首相・東條英機の生涯を、遺族・関係者への取材で追った評伝の決定版。凡庸な官僚がなぜ開戦の中心に立ったのか、東京裁判の法廷まで含めて一人の人間として描く。

昭和の怪物
保阪正康

昭和の怪物 七つの謎

保阪正康|講談社現代新書

東條英機・石原莞爾・犬養毅・吉田茂ら7人の「謎」を、著者が半世紀かけて集めた証言から解く人物論。昭和史の分岐点を動かした人間たちへの入口として読める。

実証史学で読む

それでも、日本人は「戦争」を選んだ
加藤陽子

それでも、日本人は「戦争」を選んだ

加藤陽子|新潮文庫

中高生への5日間の講義をもとに、日清戦争から太平洋戦争まで「当時の人々がなぜ戦争を合理的な選択と考えたのか」を史料から問い直す。実証史学の入口として広く読まれてきた一冊。

戦争まで
加藤陽子

戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗

加藤陽子|朝日出版社(単行本)

リットン報告書・三国同盟・日米交渉——戦争を回避できたかもしれない3つの外交の分岐点を、交渉資料に即して検証する。「選び直せた地点はどこか」を具体的な文書で示す。

戦争の日本近現代史
加藤陽子

戦争の日本近現代史

加藤陽子|講談社現代新書

征韓論から太平洋戦争まで、日本人が開戦を正当化するのに使った「論理」の変遷を追う。戦争そのものではなく「開戦を支えた理屈」を分析対象にした点に特色がある。

この局面の空白: 叙述・語り部・当事者手記・組織論・教訓・記録文学では、まだこの局面を収録していません。 「開戦決定」がその書き方では語られてこなかったのか、選書がまだ追いついていないのか——余白として明示しています。