昭和の戦争を読む / 著者から / NHKスペシャル取材班

組織論・教訓

NHKスペシャル取材班

2012-

NHKの番組取材班。日米の資料と関係者証言を突き合わせ、日本軍の情報部が原爆搭載機の接近を投下前に把握していたとする経緯を検証した。個人の体験でも米側の決定でもなく、日本側の組織が情報をどう扱ったかに焦点を当てている。

方法
組織論・教訓 — 敗因を組織・意思決定の構造として分析する
拠りどころ
日米の軍関係資料・元情報部員らの証言
世代
戦後世代(取材チーム)
当事者性
非体験(松木秀文・夜久恭裕ほか)

著者紹介は「何を史料に、どう書くか」の事実記述に限っています。視点の違いは「対で読む」の本の並びでご覧ください。

収録している1冊

黙殺された極秘情報
NHKスペシャル取材班

原爆投下 黙殺された極秘情報

新潮文庫(2015年)|単行本2012年・NHK出版

日本軍の情報部がテニアン発の特殊任務機の呼出符号を傍受し、広島・長崎とも投下前に接近を把握していたとする経緯を、日米の資料と証言から検証する。警報が発せられなかった組織的な判断の欠落を追う。原爆を組織論として読む数少ない一冊。

原爆 中級