昭和の戦争を読む / 著者から / こうの史代

記録文学

こうの史代

1968-

広島出身の漫画家。当時の街並み・配給・防空といった生活の細部を資料で考証したうえで、戦時下の日常を漫画として描く。爆心や戦闘の場面を正面から描くのではなく、その周辺で続いていた暮らしの側から戦争を見せる方法をとる。

方法
記録文学 — 徹底した取材を文学の筆で定着させる
拠りどころ
当時の生活資料・地図・証言の考証
世代
戦後世代
当事者性
非体験。広島出身

著者紹介は「何を史料に、どう書くか」の事実記述に限っています。視点の違いは「対で読む」の本の並びでご覧ください。

収録している1冊

この世界の片隅に
こうの史代

この世界の片隅に【新装版】(上・下)

コアミックス/ゼノンコミックスDX(2022年新装版)|初刊2008-09年・双葉社

広島から呉へ嫁いだ女性すずの日常を、配給・防空・空襲・8月6日を通して描いた漫画。当時の街並みや生活実態を資料考証にもとづき再現している。戦闘の場面ではなく、その周辺で続いていた暮らしの側から戦争を見せる。