昭和の戦争を読む / 著者から / 大貫健一郎・渡辺考

証言収集

大貫健一郎・渡辺考

2009-

元特攻隊員の大貫健一郎と、NHKディレクターの渡辺考による共著。機体の不調などで生きて還った隊員が収容された施設をめぐり、大貫自身の証言を渡辺が聞き書きし、取材で裏づける形をとった。当事者と取材者の共同作業という点に特徴がある。

方法
証言収集 — 当事者への聞き書きを史料の中心に据える
拠りどころ
当事者の証言と、それを裏づける取材
世代
体験世代×戦後世代
当事者性
大貫は陸軍特攻隊員として出撃し生還した当事者

著者紹介は「何を史料に、どう書くか」の事実記述に限っています。視点の違いは「対で読む」の本の並びでご覧ください。

収録している1冊

特攻隊振武寮
大貫健一郎・渡辺考

特攻隊振武寮 帰還兵は地獄を見た

朝日文庫(2018年)|初刊2009年・講談社

機体の不調などで生きて還った陸軍特攻隊員を収容した福岡の施設を扱う。生還した隊員が上官から暴力と叱責を受け、再出撃へ追い込まれた実態を、当事者である元隊員の証言をもとに記録する。

特攻 入門