昭和の戦争を読む俯瞰マトリクス / 日中戦争

日中戦争 1937-1941

盧溝橋事件から泥沼の長期戦へ。

証言収集で読む

戦場体験者
保阪正康

戦場体験者 沈黙の記録

保阪正康|ちくま文庫

40年の聞き取りの中で、元兵士たちが「語らなかったこと」——加害・慰安所・戦犯——に向き合った記録。証言収集という方法の到達点であり、限界と沈黙まで含めて書かれている。

実証史学で読む

満州事変から日中戦争へ
加藤陽子

満州事変から日中戦争へ(シリーズ日本近現代史⑤)

加藤陽子|岩波新書

満蒙権益をめぐる日中関係史から、満州事変が「なぜ起こせたのか」、日中戦争が「なぜ止まらなかったのか」を実証する。この時代の政治外交史を一冊で押さえる定番の新書。

記録文学で読む

零式戦闘機
吉村昭

零式戦闘機

吉村昭|新潮文庫

零戦の設計から量産、無敵の緒戦、そして消耗と終焉までを、設計者と搭乗員の側から追う。牛車で機体を運んだ日本の生産力の実態など、技術と戦争の関係を事実で描く。

この局面の空白: 叙述・語り部・当事者手記・組織論・教訓では、まだこの局面を収録していません。 「日中戦争」がその書き方では語られてこなかったのか、選書がまだ追いついていないのか——余白として明示しています。